オークネット、シンガポール企業を子会社化

検索

オークネット、シンガポール企業を子会社化

2025年06月09日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

リサイクル通信イメージ画像05

業者間オークション事業を展開するオークネット(東京都港区)は5月15日、シンガポールおよびASEANで中古ブランド品流通事業を手掛ける合弁会社 SG e-Auctionを100%子会社化した。ファッション領域における海外展開を加速させていく考えだ。

同社では2017年にシンガポールの質店大手企業と合弁会社SG e-Auctionを設立。子会社化により、シンガポールを中心としたASEAN・オセアニア地域の流通拡大を図る。また、オークネットでファッションリセール事業を手掛ける企業の同地域での事業開発を進める。今回の子会社化を機に、SG e-AuctionはAUCNET ASIA Pacific(仮称)への変更を予定する。

オークネットはファッションリセール事業を行う子会社を2015年に設立。ブランド品の業者間オークションの会員企業数は国内外で5500社超、年間取扱高は520億円を超える。また、ギャラリーレアやデファクトスタンダードを子会社化するなどBtoC領域の強化を図ってきた。海外展開では北米や欧州に拠点を開設。今回の子会社化もグローバル戦略の一環と位置付ける。

第609号(2025/06/10発行)6面

Page top
閉じる